コーディングエージェントに OceanToken を追加する
OceanToken にはコーディングエージェント向けの MCP サーバーとプラグインがあります。これを使うと、エージェントはモデルカタログの検索、リクエスト料金の確認、画像・動画・ナレーションの生成、音声の文字起こし、別のモデルへのサブタスクの委任ができ、すべて OceanToken の残高から支払われます。
追加されるのはツールで、エージェント自体は自分のモデルを使い続けます。エージェント自体を OceanToken のモデルで動かすには、エージェントを OceanToken で動かす を参照してください。
プラグイン、コマンドラインのインストーラー、それらのマニフェストは github.com/OceanTokenAI/oceantoken-plugins でオープンソースとして公開しています。
Claude Code:プラグインをインストールする
Claude Code でこの 2 つのコマンドを入力します:
/plugin marketplace add OceanTokenAI/oceantoken-plugins
/plugin install oceantoken@oceantoken
次に /mcp を実行し、plugin:oceantoken:oceantoken を選んで Authenticate を選択し、サインインします。プラグインは下記のツールとスキルを追加します。その他のエージェントは 1 つのコマンドで接続する を参照してください。
エージェントが使えるもの
| ツール | できること |
|---|---|
search_models | 名前、種類、提供元、機能、料金でカタログを検索 |
get_model | 料金、制限、モデルが受け付けるサイズ・長さ・入力 |
estimate_cost | 実行前のリクエスト料金と、残高で足りるかどうか |
generate_image | テキストからの画像生成と画像編集。プレビューとダウンロードリンク付き |
create_video と get_job | テキスト、最初(と最後)のフレーム、参考素材から動画を生成 |
generate_speech | ナレーションと読み上げ |
transcribe_audio | 文字起こしと SRT / VTT 字幕 |
ask_model | サブタスクを別のモデルに任せる:より安いモデル、またはセカンドオピニオン |
upload_file | ローカルファイルを参考素材として使う |
get_account | 残高、利用可能残高、支出 |
3 つのスキルがツールの上手な使い方をエージェントに教えます。oceantoken-media はプロジェクト用の画像・動画・音声を作り、oceantoken-models はモデルの選択・見積もり・委任を行い、oceantoken-setup は Codex や Claude Code 自体を OceanToken で動かしたり、アプリを OceanToken につないだりします。
1 つのコマンドで接続する
エージェントにこう頼みます:
Install OceanToken for me by following https://mcp.oceantoken.ai/install
または、自分でターミナルで実行します:
npx -y @oceantoken/cli@latest connect <client>
Node.js 18.17 以降が必要です。<client> は次のいずれかです:
| クライアント | <client> | サインイン |
|---|---|---|
| Codex(CLI またはアプリ) | codex | コマンドがブラウザを開いて待機 |
| Claude Code(ターミナル、IDE 拡張、デスクトップアプリ) | claude-code | コマンドがブラウザを開いて待機 |
| Cursor | cursor | Cursor の Settings → Tools & MCP で |
| Gemini CLI | gemini | Gemini CLI で /mcp auth oceantoken |
| OpenClaw | openclaw | コマンドがブラウザを開いて待機 |
| OpenCode | opencode | コマンドがブラウザを開いて待機 |
| VS Code(GitHub Copilot) | vscode | VS Code で、サーバー起動時に |
| WorkBuddy | workbuddy | WorkBuddy で |
| Hermes Agent | hermes | コマンドがブラウザを開いて待機 |
| Windsurf / Devin Desktop | windsurf | Cascade で |
すべてのクライアントに MCP サーバーと 3 つのスキルが入ります。ただし Windsurf にはスキル用フォルダがないため、サーバーだけです。
コマンドが変更する内容:
- Codex、Claude Code、Gemini CLI、OpenClaw には、クライアント自身のコマンドラインでプラグインをインストールします。
--api-keyを付けると、Codex、Claude Code、Gemini CLI では代わりに設定ファイルにoceantokenエントリーを 1 つ追加します。 - その他のクライアントでは、MCP 設定ファイルに
oceantokenエントリーを 1 つ追加します。既存のエントリーは残し、コメントを含むファイルは書き換えません。その場合は貼り付け用のスニペットが表示されます。 - 設定ファイルを初めて変更する前に
<file>.bak-oceantokenにコピーし、このコピーは上書きしません。接続・切断を何度繰り返しても元のファイルが残ります。以降の変更ごとに、変更直前の内容を<file>.bak-oceantoken-<UTC time>として残します。バックアップは単なるコピーなので、元のファイルにキーがあればバックアップにもあります。 - スキルはクライアント自身のスキル用フォルダに入ります。
再実行しても安全で、インストールしたものを更新します。最後に要約が表示されます。Result が connected なら完了、incomplete なら残りの作業(アプリでのサインイン、セッションの再起動など)が Next に表示されます。
オプション
--api-key <key|-> Use an API key instead of OAuth sign-in ("-" reads it from stdin)
--use-env-key Use the key in OCEANTOKEN_API_KEY
--no-login Configure only; do not start the sign-in
--no-skills Do not install the OceanToken skills
--dry-run Show what would change without changing anything
--json Print the report as JSON
--url <mcp-url> MCP endpoint (default https://mcp.oceantoken.ai/mcp)
npx -y @oceantoken/cli@latest clients で、対応クライアントとこのマシンにインストール済みのものを一覧できます。
サインイン
サインインは OAuth です。サインインページには 2 つの接続方法があります:
- Sign in:OceanToken のメールアドレスとパスワードでサインインします。接続するアプリ用の API キーが作られ、コンソールの API Keys で確認・取り消しができます。新規ユーザーは同じページでアカウントを作成できます。
- API key:手持ちのキーを貼り付けます。エージェントが使える金額に上限を設けたい場合は、そのキーにクレジット上限を設定してください。
キーを取り消すと、エージェントの接続はすぐに切れます。
ブラウザなしでキーを使って接続するときは、シェル履歴に残らないよう stdin で渡します。コマンドはキーを他のプログラムのコマンドラインに載せず、表示もしません。書き込むのはクライアントの設定ファイルだけです(OpenClaw は stdin で受け取り、自分の設定に書き込みます):
printf %s "$OCEANTOKEN_API_KEY" | npx -y @oceantoken/cli@latest connect <client> --api-key -
手動で設定する
コマンドと同じ結果を、クライアントごとに手で行う方法です。
Codex
codex plugin marketplace add OceanTokenAI/oceantoken-plugins
codex plugin add oceantoken@oceantoken
codex mcp login oceantoken
最後のコマンドでサインインページが開きます。Codex アプリでは、marketplace を追加してから Plugins パネルで OceanToken をインストールし、求められたらサインインすることもできます。
ブラウザなしで
サーバーや CI など、ブラウザでサインインできない環境では、プラグインの代わりに API キーでサーバーを追加します:
export OCEANTOKEN_API_KEY=sk-...
codex mcp add oceantoken --url https://mcp.oceantoken.ai/mcp --bearer-token-env-var OCEANTOKEN_API_KEY
Codex が保存するのは変数名だけで、起動のたびにそこからキーを読みます。codex mcp list では、このサーバーが Bearer token 認証で表示されます。この方法で追加されるのはツールだけで、スキルは入りません。npx -y @oceantoken/cli@latest connect codex --use-env-key なら両方入りますが、キーそのものを config.toml に書き込みます。
codex exec での有料ツール
codex exec は途中で確認できないため、残高を使うツールやファイルをアップロードするツールをすべて MCP tool call requires approval, but approval policy is never で拒否します。対象は generate_image、create_video、generate_speech、transcribe_audio、ask_model、upload_file です。実行に必要なものを承認し、ツールが返すものを Codex がダウンロードできるよう、サンドボックスにネットワークアクセスを与えます:
codex exec -s workspace-write \
-c 'mcp_servers.oceantoken.tools.generate_image.approval_mode="approve"' \
-c 'mcp_servers.oceantoken.tools.generate_speech.approval_mode="approve"' \
-c sandbox_workspace_write.network_access=true \
"Make a hero image for the landing page and save it as hero.png"
-c 'mcp_servers.oceantoken.default_tools_approval_mode="approve"'で OceanToken のツールをまとめて承認します。- ツールはダウンロードリンクを返します。
sandbox_workspace_write.network_access=trueがないと Codex のサンドボックスはネットワークに出られず、ダウンロードに失敗します。 search_models、get_model、estimate_cost、get_account、get_jobは読み取りだけなので、承認なしで動きます。- これらの
-c上書きは、サーバーがconfig.tomlにある場合(上記のcodex mcp addまたはconnect codex --use-env-keyで追加した場合)に有効です。プラグインを使っている場合、Codex はinvalid transport in mcp_servers.oceantokenで止まるので、codex execではキーを使う方法にしてください。
Claude Code
/plugin marketplace add OceanTokenAI/oceantoken-plugins
/plugin install oceantoken@oceantoken
/mcp
/mcp で plugin:oceantoken:oceantoken を選び、Authenticate を選択します。
Claude デスクトップアプリと claude.ai
Settings → Connectors → Add custom connector で URL に https://mcp.oceantoken.ai/mcp を入力し、Connect を押します。これで追加されるのはツールで、スキルは Claude Code プラグインに含まれます。
Cursor
MCP サーバーを Cursor に追加します。初めてツールを実行するときに Cursor がサインインを求めます。スキルも使うには、リポジトリからプラグインをインストールするか(Cursor marketplace のマニフェストがあります)、上記のコマンドを使います。
Gemini CLI
gemini extensions install https://github.com/OceanTokenAI/oceantoken-plugins
次に Gemini CLI の中で /mcp auth oceantoken を実行してサインインします。この拡張機能には MCP サーバーと 3 つのスキルが含まれます。
OpenClaw
openclaw plugins install clawhub:@oceantoken/oceantoken --accept-capabilities
openclaw mcp set oceantoken '{"url":"https://mcp.oceantoken.ai/mcp","transport":"streamable-http","auth":"oauth"}'
openclaw mcp login oceantoken
パッケージには 3 つのスキルが含まれます。mcp set はサーバーを OpenClaw に登録し、mcp login でサインインできるようにします。
その他の MCP クライアント
サーバーは https://mcp.oceantoken.ai/mcp で、streamable HTTP を使います。動的クライアント登録付きの OAuth に対応しているので、ほとんどのクライアントは URL だけで動きます:
{
"mcpServers": {
"oceantoken": { "type": "http", "url": "https://mcp.oceantoken.ai/mcp" }
}
}
代わりに API キーを使う場合は、bearer token として送ります:
# Codex, without the plugin
export OCEANTOKEN_API_KEY=sk-...
codex mcp add oceantoken --url https://mcp.oceantoken.ai/mcp --bearer-token-env-var OCEANTOKEN_API_KEY
# Claude Code, without the plugin
claude mcp add --transport http oceantoken https://mcp.oceantoken.ai/mcp \
--header "Authorization: Bearer $OCEANTOKEN_API_KEY"
このサーバーは公式の MCP Registry にも ai.oceantoken/mcp として登録されているので、registry を参照するクライアントは名前で見つけられます。
エージェントに使わせる
エージェントはツールを自分で選びます。動画、ナレーション、字幕、料金見積もりなど、自分でできないことには OceanToken を使います。それ以外は名前を挙げて頼みます:
-
Codex では
$oceantoken-media ...、Claude Code では/oceantoken:oceantoken-media ...、または単に「OceanToken を使って……」。 -
または
AGENTS.md(Codex)やCLAUDE.md(Claude Code)にプロジェクトのルールとして書きます:Generate images, video, voice-overs and subtitles with the OceanToken tools.Estimate the cost first and ask me before spending more than $2.
料金
ツールが生成したものは API と同じ料金で残高から引かれます。モデル を参照してください。まずエージェントに見積もりを頼みましょう。estimate_cost はそのためのツールです。動画ジョブは開始時に見積額を確保し、完了時に実際の料金を請求します。失敗したジョブは請求されません。すべてのリクエストはコンソールの Logs に表示されます。
削除する
npx -y @oceantoken/cli@latest disconnect <client>
削除されるのは connect が追加したものだけです。すぐにアクセスを止めるには、API Keys でエージェントのキーを取り消します。